医学生・研修医のための
家庭医療学夏期セミナー

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最終更新日 2007.07.20

第19回家庭医療学夏期セミナー 3日目セッション

3日目は午前中に選択セッションを用意しております。1コマだけの開催ですので、6つのセッション中から1つ選択していただきます。セッション紹介文など詳細が変更になった場合は順次更新していきます。ご自身の参加するセッションが決まった後は時々自分のセッションに変更がないかチェックしていただけますようよろしくお願いいたします。
  • 低学年向けセッション
  • キャリアパス危機管理
  • 家庭医のキャリアディベロップメント 
  • 世界の家庭医療を語ろう
  • 家庭医の家庭
  • 家庭医だからこそ救急にしっかり対応 & 米国家庭医療武者修行列伝
  • 低学年向けセッション

    講師名・所属
    (敬称略)
    田頭 弘子
    櫛笥 永晴   川崎市立多摩病院 総合診療科
    武者 幸樹子   川崎市立多摩病院 総合診療科
    (都合により講師が一部変更になる可能性があります。)
    対象 低学年
    セッションの紹介  みなさんは医学部に入学してから、どんなことに興味を持ちましたか? 何を考え、どんな不安や悩みを感じていますか?? 勉強に関する心配があったり、学生時代をいかに過ごすかを悩んだり、これからやってくる研修医時代を不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
     本セッションでは、亀田メディカルセンター家庭医診療科で2期生として研修を終えられた田頭弘子先生に加え、現在川崎市立多摩病院で後期研修中の武者 幸樹子先生、櫛笥永晴先生に、いわゆる「医療者」となる前の学生に向けて熱いメッセージを語っていただきます。学生時代のこと、研修医時代のこと、家庭 医研修のこと、そしてこれからについてお話しいただきます。さらに、ディスカッションを通して、これからの学生時代の過ごし方についてみなさんで考え、 実りある楽しいセッションにしたいと考えております。  
     参加者の方々には、今感じている不安や先生方にお聞きしたいことなどについて事前にアンケートに答えていただき、それを元にセッションを行っていきま す。多くの皆様の参加をお待ちしています。

    キャリアパス危機管理

    講師名・所属
    (敬称略)
    池田 正行  医薬品医療機器総合機構
    対象 “医者になりたくない・辞めたい病”に興味のある学生・研修医
    セッションの紹介

     セッションの名前を見ると、随分と高尚な話題のように思えるかもしれませんが、実はみなさん自身の切実な悩みである、”医者になりたくない・辞めたい病”を議論する場です。
     と言われて、えっ、どうして知っているのと、どっきりする人や、自分だけじゃないんだと、ほっとする人はもちろん、一体何のこっちゃ?と怪訝な顔をする人も、どうぞ会場までいらしてください。
     そして、このありふれた職業病を知って、大切な仲間を、そして自分自身を助けられるようにしましょう。とはいえ、大いなるstigmaとして扱われ続けてきたこの病気について、公の場で議論することは、私にとっても、参加者のみなさんにとっても初めてです。
     まずは、四半世紀以上にわたる私の病歴呈示から始めようと思っていますが、その後に予定しているsmall group discussionがどのように展開するのか予想がつきません。同じ病を持つ者同志が、自分達の病の疫学、診断、治療的介入について、白紙の状態から論じていく前代未聞のセッションに乞御期待。

    家庭医のキャリアディベロップメント

    講師名・所属
    (敬称略)
    前野 哲博  筑波大学附属病院 総合臨床教育センター/総合診療科
    河村 由吏可  筑波大学附属病院 総合臨床教育センター/総合診療科
    対象 誰でも可(低学年〜医師)
    セッションの紹介  初日・2日目のセミナーを通して、参加者の皆さんには3日目には家庭医とは何か、 どのような診療能力が必要なのかを十分イメージしてもらえていると思います。で
    は、5年後、10年後にそのような医師になるためには、どのように進路を選び、どのように研修を重ねていけばよいのでしょうか?
     このセッションでは、まず自分が漠然と心に抱いている「自分の将来像」を目に見える形にするところから始めます。それをもとにみんなでディスカッションを行うこ
    とで、自分がクリアすべき目標を明確にして、現在および将来のアクションプランを立てることに役立ててもらいたいと思っています。最後に、話題提供として、家庭医
    療の動向、医学教育改革の流れ、新臨床研修制度、整備が進みつつある家庭医専門医制度などについて紹介していきたいと思っています。

    世界の家庭医療を語ろう

    講師名・所属
    (敬称略)
    佐野 潔,MD(仏)
    米国で家庭医として14年間ミネソタの農村で開業。その後ミシガン大学で7年間教職につき2006年より家庭医療専門医としてフランスパリ郊外、パリアメリカン病院内で開業。 主に在仏邦人を対象に家庭医療を行っている。

    Christine Kistler,MD(米)
    ミシガン大学家庭医学科を今年修了し現在カリフォルニア大学サンフランシスコ校で老人学のフェロー。もちろん日本語はぺらぺら。日本に1年間の留学経験あり。過去にも数回日本で講演している。

    Steven Wagoner,MD(米)
    日系三世の産婦人科医。現役でニューハンプシャー州で開業。家庭医に期待する外来産婦人科について語ってもらう。

    Catherine Sauvaget,MD(仏)
    レンヌ大学卒業し日本の医学部に14年間研究者として滞在経験あり。現在はMedical Researcher,Lyon勤務。日本語はぺらぺら。今回はフランスから見た日本の医学教育や家庭医療について話を聞く。

    対象 全学年
    セッションの紹介  今回は、アメリカの家庭医、フランス人医師(研究者)、アメリカの産婦人科医などいろいろな外国人医師を招きましたので海外の家庭医療の教育とか、家庭医に期待されているものなどを、みんなで聞いてみようと思います。それぞれ自分の疑問などまたこれから海外で家庭医療を研修するための方法など、なんでも質問を用意してきてください。英語でチャレンジしてみたい方大歓迎。

    家庭医の家庭

    講師名・所属
    (敬称略)
    高屋敷 明由美  筑波大学医学専門学群 医学教育企画評価室/総合診療科
    兒玉 末  山梨県玉穂ふれあい診療所
    松村真司  東京都松村医院
    (他数名)
    対象 パーソナルライフを充実させたいと考える全ての医学生・研修医
    セッションの紹介  「仕事も大事!でも、パーソナルライフも同じくらい大切!」という思いで活躍する医師はたくさんいます。そして、パーソナルライフから大切にしてこそ、自分らしく仕事が出来、さらにはそこから得たものを日常の診療に活かしていくことが出来るのではないでしょうか?

     たとえば家族を持つことに限っていっても、病気の前後の様子や自然の経過を観察できることは、診療に役立てることが可能になってきます。家族を支える様々な地域の援助・社会制度を知ることにも繋がるでしょう。患者さん、その家族の気持ちに深く共感できるようになることは何よりも大きな収穫に違いありません。

     今回のセッションでは先輩医師、同じ志をもった同年代の仲間とともに、普段から抱えている疑問・意見を、腹を割って存分に語り合っていただきます。病院・診療所から出た「一人の人間としてのあり方」について、興味を持っている方は是非参加してください!!

    家庭医だからこそ救急にしっかり対応 & 米国家庭医療武者修行列伝

    講師名・所属
    (敬称略)
    北垣 毅   上尾中央医科グループ 東川口病院 総合診療部科部長
    対象 やる気のあるものならば特に制限なし
    セッションの紹介

     あなたにとって家庭医というイメージはどんなものだろう? 外来で顔なじみの患者さんを懇切丁寧に診察する姿、もちろんこれは「家庭医らしい」
     でも家庭医って、いわば町のコンビニエンスストアのようなもの。患者のどんなニーズや困ったことでも最低限対応できなくてはならない。
     そんな中やってくる患者さんの中には飛込みや一見さんみたいなひともやってくる。または在宅で診ていた患者さんの状態が急変した。さあ、やることは救急病院に電話することだけか?
     日常診療に潜んだ救急病変をあなたはどう見分けるか? どう専門家に橋渡しをしていくか?
     外来の継続疾患や心療内科的なことも診察してなおかつ目の前で起こる救急疾患に対応できることがこれからの家庭医に求められる。
     家庭医はある意味で「救急医」の枠を超えたスーパーマンでなくてはいけないのだ。
     
     それと同時に私が経験した米国の家庭医、救急医療を紹介する。
     乞うご期待!!!!