講師名・所属 (敬称略) |
高屋敷明由美 筑波大学医学専門学群 医学教育企画評価室(PCME) 西村真紀 茅ヶ崎中央病院家庭医療センター 湘南家庭医療学センター 松村真司 松村医院 |
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対象 | 全学年、研修医 |
セッションの紹介 | 家庭医としての研修や仕事も大事だけど、恋愛、結婚、子育てなど自分の家庭生活も大切にしたい。でも仕事とパーソナルライフを両立できるんだろうか、そんな疑問や不安な気持ちをかかえている方がいたら、是非参加して下さい。そして素直な気持ちで仲間や先輩と語り合いましょう。 男であろうが女であろうが、私たちの生活は誰にも決められない、そう、私たちにしか決められないのです。楽しんでいこう、希望をいつももっていよう。そして、家族みんなで泣き、家族みんなで笑っていよう。このセッションには、そんなふうに考えながら、家族の中での自分のポジションを模索している男性医師、女性医師が家族で参加します。家庭医の仕事は人生の全ての経験が生かされる仕事です。参加者のみなさんに「将来が楽しみ!」と思って頂けるようなセッションにしたいと思います。 |
講師名・所属 (敬称略) |
中村明澄 筑波大学付属病院 総合医コースレジデント 前野哲博 筑波大学附属病院 総合臨床教育センター/総合診療グループ |
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対象 | 全学年可 |
セッションの紹介 | 昨年より、卒後臨床研修の必修化されました。36年ぶりとなる研修制度変更は、研修のみならず医療全体に大きな影響を与えました。必修化により、何が、どのように変わったのでしょうか?そして、家庭医の研修はこれからどうなっていくのでしょうか? このセッションでは、最初に新しい研修制度について簡単に概説したのち、家庭医になるための研修に必要な事項と問題点について、ワークショップ形式でディスカッションを行います。その後、現在後期研修中のレジデントから、自らの体験にもとづく提言を紹介し、最後に家庭医の研修をめぐる最新の話題についてご紹介します。 |
講師名・所属 (敬称略) |
佐野潔 ミシガン大学家庭医療学科 |
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セッションの紹介 | 近年よく使われる家庭医(療)という言葉。日本の内科開業医らによってよく使われるこの名称と海外における研修の確立した専門としての家庭医(療)との違いを実際の症例をとおして正しく理解してみよう。 専門医としての家庭医は、よく言われる“家庭医療マインド”の有無だけでは定義などされてはいない。確実な全科の診療知識と技術があってはじめて専門医として認知されるべきものであり、そして一定の基準に到達したもののみが専門医として家庭医療を正しくリードすべきと思われる。日本の将来を担うこれからの家庭医らには、より知識技術のインテグレートされた家庭医専門医になっていただきたいと思う次第である。 また、家庭医専門医となるための研修を世界的視野からもう一度考えてみると同時に、日本で如何にそれを行っていったらいいのかについて考えてみよう。例えば、なぜ産科研修が必須なのか、育児指導、カウンセリング、家庭医療専門外来診療などが研修としてなぜ必要なのか。家庭医療知識技術の活かせる他の分野とは・・・。このような疑問に対する答えをこのワークショップに参加して探してみよう。 ワークショップ討論タイトル |
講師名・所属 (敬称略) |
菅野圭一 群馬県赤城村国民健康保険北診療所 藤原靖士 奈良市立月ケ瀬診療所 木戸友幸 木戸医院 篠塚雅也 東京保健生活協同組合大泉生協病院 原田唯成 山口大学医学部附属病院総合診療部 |
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対象 | 全学年(低学年も大丈夫です) |
セッションの紹介 | 家庭医の先生たちにはどんな先生がいるの?どこでどんな仕事をしているんだろう?どんな道を歩んで家庭医になられたんだろう?そして、どんなことを考えながら仕事をしてるんだろう? 日本の様々な場所や立場で家庭医療を実践される先生方を囲み、お話を伺い、各々の将来像を描くきっかけを作るセッションです。参加者のみなさんの疑問をストレートに表現して、家庭医の先生方の魅力や家庭医療の面白みの一端を垣間見られるようなセッションを用意しています。また、低学年の方も積極的に参加できるような仕掛けを作っておりますので、どしどしご参加ください。 |
講師名・所属 (敬称略) |
根本聡子 小千谷市 片貝医院 吉山直樹 新潟県立看護大学 池田正行 医薬品医療機器総合機構 矢部正浩 新潟市民病院 総合診療科 |
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対象 | 興味のある方はどなたでも |
セッションの紹介 | ある地域(community)に密着して働く医師がその地域で災害に遭遇した場合、どのように地域の健康に関わっていけばよいのでしょうか?病院の中では気づかない健康問題が、災害時にはその地域に噴出します。病院の中で、病院の外で、地域密着型の医師はそれにアプローチしやすい立場にいました。2004年秋、新潟を襲った中越地震の被災地での経験を題材に、医療関係者は何を学ぶことができるのでしょうか。小千谷市に開業し「中」で今も診療を続ける医師と、地域の「外」から小千谷へ入った医師の支援に始まる体験を題材に、それを一緒に考えてみませんか。これから地域密着型の医療を目標に研鑚をつんでいこうとする医学生や研修医の皆さんに、何かをお伝えできればと願っています。 |