2日目は選択制のセッションを開催します。セッションは3コマあり、それぞれ特徴ある内容を計画しています。コマごとに開催するセッションが異なりますのでご注意ください。セッション希望は先着順ですので、早めの申し込みをお薦めします。
対象 | 1コマ目 | 2コマ目 | 3コマ目 | |
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低 学 年 か ら |
在宅ケアとは? | ◯ | ||
身体診察初級 | ◯ | |||
家族へのアプローチ | ◯ | ◯ | ||
高 学 年 | 研 修 医 |
家庭医の行う研究 ー現場で行うリサーチのすすめ方ー |
◯ | ◯ | |
治らない、なくならない、でも寄り添っていく - Narrative Based Medicine - |
◯ | ◯ | ||
外来での問診術 | ◯ | |||
EBMワークショップ:治療が有効とは? | ◯ | ◯ | ||
在宅ケア実践編 | ◯ | ◯ | ||
身体診察実践編 | ◯ | ◯ | ||
臨床判断学 | ◯ | |||
ど な た で も |
患者さんの「物語」とは? ―心理社会的アプローチの方法― |
◯ | ||
予防医学・患者医学 | ◯ | |||
臨床倫理 | ◯ | ◯ | ||
外来小外科(小さな傷の縫合) | ◯ | ◯ | ||
リハビリテーション | ◯ | ◯ | ||
在宅ホスピス | ◯ | ◯ | ||
漢方 | ◯ | ◯ | ||
患者教育 | ◯ |
講師名・所属 (敬称略) |
小野沢 滋 |
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対象 | 低学年〜 |
セッションの紹介 | 2000年に介護保険が導入されて以来、在宅ケアとか、在宅医療という言葉をよく 聞くようになりました。78歳のばあちゃんが、80歳の頑固じいさんの面倒を見て
いる。そこにはいろいろな悲喜劇が毎日生まれています。 |
日程 | 1コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
櫛笥 永晴 |
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対象 | 低学年〜 |
セッションの紹介 | 患者さんを目の前にしてまずなにを行うか知っていますか?身体診察は医師にとって診察の基本となるものです。たくさんの医療機器の発達で診断はとても楽になりました。しかし、まず患者さんが来てすぐにレントゲン、エコー、CT、MRIをとるわけではありません。まず、目で、耳で、手で患者さんから直接情報を得るのです。優れた身体診察能力があれば、短時間で、より正確な診断が可能となります。特に身体診察をしっかりできることは家庭医にとって大きな武器になるのではないでしょうか?訓練された家庭医は病歴と身体診察によってかなりの確率で診断が付けられるといわれています。とはいっても研修医1年目。毎日基礎の基礎が大切なことを痛いほど感じています。私たちだからこそ教えられる身体診察の基礎を低学年の皆さんに教えられればと思っています。OSCE未経験者大歓迎です。身体診察の基礎の基礎を一緒に勉強していきましょう。 |
日程 | 3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
原田 唯成 |
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対象 | 低学年〜 |
セッションの紹介 | 家族というのは一番身近な社会単位。 対象に制限はありません。低学年でも、初心者でもOK。 |
日程 | 2コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
松村 真司 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 家庭医と研究。その組み合わせは、まるで阪神タイガースと自民党のように聞こえるかもしれません。 対象は、現場で働きながら研究をしたい研修医、家庭医の行う研究に興味のある医学生です。 |
日程 | 2コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
今村 弥生 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 人は何事にも、意味づけをしながら生きており、その蓄積―「物語り」が人生となる。「病気」もまたその物語りの一部である。 |
日程 | 1コマ目・2コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
生坂 政臣 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 外来症例を題材として問診のコツを学びます.上手に問診が出来たら,後は狙いを定めたfocused physicalで診断に至るプロセスを体験しましょう。予習は必要ありません。 |
日程 | 2コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
名郷 直樹 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | EBMをひとつの道具として、「治療が有効」ということについて皆さんと一緒に |
日程 | 2コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
川越 正平 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 生活や家族、地域という脈絡の中で、医療とどまることなく包括的、継続的に関わる実践こそ、プライマリ・ケアの醍醐味と言えます。中でも、通院困難となったり、治癒不能となるなど、身体的、社会的、心理的に多くの困難を抱えた方々を地域で支えるのが在宅ケアです。都市部・地方都市・過疎地において、在宅ケアに積極的に取り組んでいる医師を講師に迎え、グループワーク等を通して語り合う機会にしたいと 願っています。 |
日程 | 1コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
細田 俊樹 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 何を拠りどころに身体診察をしていますか?経験、それとも直感ですか?もちろん経験、直感も大切ですが、これらを研ぎ澄ますためにもEvidenceを利用した診断を絞り込むための身体診察を一緒に学びましょう。 EBMに基づいた身体診察について、実際の症例を通して勉強したい方、実際の診療場面での身体診察の役割に不安のある方を対象としています。 |
日程 | 1コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
竹村 洋典 |
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対象 | 高学年〜研修医 |
セッションの紹介 | 臨床の場では、たくさんの判断が迫られます。「医療面接で何を聞けばいいの?」、「どんな身体診察をすればいいの?」、「どんな検査をどんな順番ですればいいの?」、あげればきりがありません。でも、これらの問題解決の仕方、大学で教わりましたか???
臨床的な判断が必要な場面もあるので、5年生以上の医学生と研修医のほうがよりわかりやすいと思います。でも、低・中学年の医学生も、参加して損することは絶対にありません! |
日程 | 1コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
大橋 博樹 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | あなたの目の前にいる患者さんはどんな患者さんですか? 風邪の患者さん?それとも胃潰瘍の患者さん? |
日程 | 3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
宮崎 景 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 「予防医療」と聞いて何を思い浮かべますか?けんしん?人間ドック? |
日程 | 2コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
早野 恵子 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 臨床の現場には日常的に様々な倫理問題が存在します。これらの身近な倫理的問題を認識し、どのようにアプローチし 問題解決してゆくのかを考えてみたいと思います。 基本的にはどなたも大歓迎!です。低学年の医学生は市民の視点から臨床倫理問題を 考えてみて下さい。高学年の医学生や研修医は医学的問題から周囲の状況まで、主治医としての視点から考えてみましょう。 |
日程 | 1コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
横谷 省治 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 切創、裂創などはよくある健康問題の一つで,家庭医は小さな外傷の処置も守備範囲にしています。 また,あなたが何を専門に選ぶとしても,臨床医である限り小さな外傷の縫合をする機会があるでしょう。
低学年の方でも楽しくできますが,「手技」は長く使わないと 忘れてしまうので,どちらかというと4年次以降向きです。 なお、このセッションは他のセッションと異なり、道具(針・糸)や材料(豚足)などの準備が必要となります。そのため道具、材料の費用として、セミナー初日に1,000円を徴収させて頂きます。ご了承ください。 |
日程 | 1コマ目・2コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
稲川 利光 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 「癌は無事に摘出しましたが、寝たきりになりました」「骨折は良くなりましたが、関節の拘縮が進み、歩けなくなりました …..
」などといった矛盾は医療の現場で実際にみられることです。 |
日程 | 2コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
吉見 太助 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | がん終末期となったとき、「自宅で療養したい」という人が増えていますが、実際に「自宅で療養できている」人は少ないのが現状です。なぜ「自宅で療養したい」のでしょうか、なぜ「自宅で療養できない」のでしょうか。在宅ホスピスケアは病院医療で失われがちな、患者の自己決定を最大限尊重することで、残された日々をより良く生き抜くことを支えるものです。現在のわが国の在宅ホスピスケアの現状と問題点について、グループディスカッションとレクチャーを組み合わせながら、考えたいと思います。 参加者は在宅ホスピスケアに関心のある方なら、学年を問いません。 |
日程 | 1コマ目・2コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
三谷 和男 |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 漢方についてただ講義するのではなく、実際の症例を通して東洋医学の患者さんに対する接し方を学び、それを家庭医ならどう生かすことができるかといったことなど参加された皆さんと意見を交換をしていきたいと考えています。 |
日程 | 2コマ目・3コマ目 |
講師名・所属 (敬称略) |
日本家庭医療学会患者教育ワーキンググループ |
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対象 | どなたでも |
セッションの紹介 | 患者さんがそれまでの生活習慣を変えて、より良い習慣に行動パターンを 変えるのは難しいものです。行動科学という分野で、患者さんの治療の 動機付けや患者の行動変容を促し、生活習慣病などの日常の病気にうまく 対応するための技法を学ぶことができるので、今回取り上げたいと思います。 |
日程 | 1コマ目 |