第21回家庭医療学夏期セミナー 1日目セッション
■初日講演
■初日セッション(120分コマ:選択制)
超家庭医入門〜家庭医ってどんなお医者さん?〜
講師名・所属 (敬称略) |
大橋博樹 川崎市立多摩病院 総合診療科 |
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セッションの紹介 | 家庭医療の世界へようこそ!!あなたはなぜこのセミナーに参加しようと思いましたか?家庭医になりたくて?家庭医ってなんとなく興味はあるけどイマイチ良くわからない・・・なんとなく楽しそう、友達に誘われて、新たな出会いを求めて?どんな理由であれ、大切な夏の3日間をわざわざこのセミナーのために費やしてくれただけで、私達はとてもうれしいです!初日のこのセッションでは「家庭医ってどんなお医者さん?」をテーマに、初心者でも超わかりやすく、ちょっと知っているよというあなたにも原点にかえれるような、そんな家庭医のこころを伝える暖かい(熱い?)セッションにしようと思っています。毎年、初日のセッションはみなさん緊張気味。リラックスした環境で、これから3日間楽しそうと思えるような時間を共有しましょうね。あとは当日のお楽しみ。予習は不要です! |
◎初日選択セッション
地域医療 〜家庭医療の視点から〜
講師名・所属 (敬称略) |
日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会 |
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対象 | 低学年(1年生からOK)、高学年でも初めて「家庭医療」に触れる方、そのような参加者と語り合ってみたいドクターの方々も歓迎します! |
セッションの紹介 | 皆さんは様々な動機を持ってこのセミナーに参加されていると思います。
ひょっとしたら「家庭医療って初めて聞いた」って方もいるかもしれません。そこで、先に行われる講演の内容もふまえて、もう少し家庭医療についてみんなで楽しくディスカッションしてみませんか? 今回は最近話題になっている「地域医療」について考えてみます。ここ数年 「地域医療崩壊」なんて話題をよく耳にします。といっても、このセッションでは暗〜い話ばかりをするわけではありません。「家庭医療」の視点から地域医療について考えると同時に、もう少し「家庭医療」についてみんなで理解を深めて行きましょう。 |
症候診断へのアプローチ
講師名・所属 (敬称略) |
前野 哲博 筑波大学大学院 人間総合科学研究科(地域医療教育学) 附属病院総合臨床教育センター・総合診療科 宮沢 麻子 筑波大学付属病院 総合診療グループ 高木 博 筑波大学付属病院 総合診療グループ 伊藤 桜子 筑波大学付属病院 総合診療グループ 林 幹雄 筑波大学付属病院 総合診療グループ 津田 修治 筑波大学付属病院 総合診療グループ |
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対象 | 全般(医学生のみ) |
セッションの紹介 | 症候診断において、最も重要なのは病歴です。大学では、疾患ごとに特徴的な病歴について習いますが、それを全部暗記すればすべて診断ができるわけではありません。病歴情報の持つ意義や重みはさまざまであるし、教科書通りの典型的な症例の方がむしろ少ないのが現状であり、特に家庭医療の現場では、感度・特異度などの操作特性、有病率、重症度、緊急度、患者の希望、コスト、侵襲性、診療のシチュエーションなどを考慮した複合的な臨床決断が求められます。このセッションは、いわゆる診断当てクイズではありません。家庭医が外来でよく遭遇するケースを提示して、病歴から必要な情報を効率よく選り分けながら、リアルタイムで鑑別診断のリストと順位を動かしていく症候診断のロジックを一つ一つ丹念にたどっていきたいと考えています。 |
家庭医・研修医・医学生に必要なビジネスマナー
講師名・所属 (敬称略) |
賀來 敦 社会医療法人北斗 北斗病院 |
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対象 | 研修医、病院見学に行き始めた行こうと思っている学生 |
セッションの紹介 | 家庭医療や在宅診療の現場では、病院診療における「場」に比べてより患者さんの私生活に踏み込んだ状態で診療が行われます。また地域の他施設と連携し、多職種と相互に情報交換しなければなりません。その為より一層「マナー」の重要性が問われ、最低限のビジネスマナーも必要です。 特に一般人はこれらのことを「常識」として身につけているものですから、これに反することをした場合に(医師の世界では常識ではなくても)「え!?」と いう対応になると理解すべきです。しかし医学教育・臨床研修の中で、医学生や医師がビジネスマナーについて学ぶ機会はまったくありません。 今回は、私が営業マンとして働いていたときの経験や新入社員研修の体験・就活経験をもとに作成しました。実践やディスカッションを交えて、楽しく身につけていただけたらと考えています。 |